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伝説の風景 [昔話w]


伝説を持つ沼は 治水や公園化の関係で
昔の姿を とどめていません。
水路による移動も はるか昔に 途絶えていて
いくつもの神を祀る神社へも 船に乗って行く手段があったと言うことです。
その舟屋のひとつ、「ふなと屋」も 
数年前までは 舟屋でこそないものの
屋号が残っていて 伝説の証しのような存在でした。
それも 開発のため消滅してしまいました。
 
「沼のばあさん」 という禍々しいような言い伝えは
ある武将が 戦いの勝利(対足利勢)の後で 逗留した土地で 
儚げ(妄想)で 美しい娘(小菊)と恋仲になったところから始まります。
 
小菊は 武将の子を身ごもり 出産するのですが
産後3日ほどで亡くなってしまいます。
 
小葭(こよし)と名付けられた赤子は 祖父母によって
可愛がられて 育ちました。
祖父が亡くなり、祖母までも病に倒れてしまいます。
心優しい 小葭 は
祖母の快癒を願って 百か日のお詣りに 小舟で出かけます。
 ※この時の巴川を上り 浅間神社詣りとされていますが
  方向に疑惑があります。
  巴川だけでは 浅間神社にたどり着けないので
  他に水路があったのかもしれませんし 
  その頃の巴川は いまとは別の流れだったのかも?
  もしかすると 別の神社だったのかもしれません。
 
 美しい娘 小葭が 船で何日も通っていた内に
沼の魔物(河童説)に目を付けられてしまいます。 
 
ある日 小葭は とうとう 魔物に 水の中に引きずり込まれて
しまいました。
 
おばあさんは 嘆き悲しみ
魔物を恨んで 沼の魔物を退治するために
沼に身を投げました。
 
この話を聞いた、得の高いお坊さんが 
二人の供養のため 沼のほとりで お経をあげると 
沼から龍(大蛇説アリ)が現れました。
 
村人は 沼の婆さんの化身の龍(大蛇)を祀り
神社を立てて 今なお 7年に一度 大祭を行っているのです。
 
 
私見ですが 年号 建武 南北朝時代に
小菊 小葭 秋野(おばあさん)と 女性ながら
名前がちゃんとあるので
名家というか、裕福な家の女性だっと思われます。
 
武将は 脇屋義助(1305-1342)説が有力 ですが
1333年に 駿河国守護になったことがあるので
そのときに 小菊を 見染めたのかも? 
現在の群馬県出身で
あちこちで戦いに加わっていたとのことです。
 
※ 沼の婆さんの伝説は諸説あり 
  今回は主流と思われる 説を中心にしました。
 
私が知る、ふなと屋は 雑貨屋に近いお店になっていて
野菜のタネや駄菓子・アイスを売っていました。
店自体はプレハブのような建物で 奥の住居は
農家のような作りだったように思います。
古そうな立て看板があって ふなと屋 と書かれていました。 
 

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コメント 5

デルフィー

伝説って興味深いですね~
by デルフィー (2016-09-07 18:45) 

まつき

沼に伝説があると、ちょっと怖い気がします(^◇^;)
by まつき (2016-09-07 19:57) 

hana2016

有名なのは…遠野物語ながら。
かつては、日本中にこうした言い伝えがあったのでしょうね。。

by hana2016 (2016-09-07 20:35) 

YUTAじい

おはようございます。
ロマン・・・欠片も無い爺です。
by YUTAじい (2016-09-08 06:21) 

pandan

沼の伝説、興味深いですね。
by pandan (2016-09-10 06:32) 

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